イソジンうがい薬がシオノギ製薬へ

CMでもよくみかける、うがい薬といえばイソジンというくらい
世間に浸透している「イソジンうがい薬」の販売元が変わるそうだ。
今は明治(meiji)が販売しているが、2016年の4月からは塩野義製薬が販売する。
 明治が、国内で作って売る権利を失うためだとか。
「イソジン」は、米系製薬会社ムンディファーマという会社のブランド名で、
現在は明治と提携しているが、今後は塩野義製薬を販売提携先に選んだということらしい。

なお、おなじみのイソジンの商品キャラクターのカバくんは明治に残る。
2016年4月からは、明治は新しいうがい薬を出すそうだが、そのうがい薬は
今までのカバくんがキャラクターを務める。
しかし、カバくんも浸透していると思うが、やっぱり「イソジン」の名前の方が
浸透しているような気がする。
うちにもイソジンうがい薬を置いてあるが、次に買う時にも
「イソジン」と書いてあるうがい薬を選びそう。
会社名が「明治」から「塩野義製薬」に変わっていても、そこには
まったく気づかずに買うかもしれない。

ところで、イソジンのカバくんが明治に残るが、塩野義製薬も
2016年4月から販売する「イソジン」用に、カバを使ったキャラクターを作る方針。
うがい薬に、カバのキャラクターを使うことに、何か意味があるのだろうか?
「イソジン」の名前を使えるようになっても、今まで通りのカバくんが描かれた
明治のうがい薬に、客を持って行かれることを塩野義製薬側が恐れているのか。

同じカバを使ったキャラクターということだが、オリンピックのエンブレムの時のように
盗作疑惑なんかで揉めなければよいが。
あとは、消費者が混乱しなければよいが。
この情報を知らずに、いつもどおりのイソジンうがい薬を買おうとして、
「あれ、イソジンだけど、なんかカバが今までのと違う。
こっちのうがい薬はいつものカバくんだけど、イソジンじゃない。」
ってならないかな。

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