サケとシャケ

鮭という感じを読むとき、「サケ」と読むか「シャケ」と読むか。
私は、漢字を読むときは「サケ」と読む。
というか、「シャケ」とは言わなくなった。
なんとなく、「シャケ」というのは恥ずかしい気がする。

どちらの読み方をするかアンケートを行ったところ、
意外にもというべきなのか、
「サケ」が38.2%、「シャケ」が61.8%で、「シャケ」の方がだいぶ多い。

どちらが正解というわけではなく、「サケ」も「シャケ」もどちらも正しいらしい。
なぜ2通りの読み方があるのか、諸説ある様子。
「サケ」を、なまって「シャケ」と読んだ説。
生きている状態は「サケ」、食用の状態になると「シャケ」とする説。
生のままの切り身は「サケ」、シャケフレークなど加工したものは「シャケ」とする説。

諸説あるということで、結局はよくわからないようなので、
読みたい方で読めばいいのだろう。
「サケ」でも「シャケ」でも、体には良いらしいし。

私が「シャケ」という読み方を恥ずかしく感じるのは、
なまっているような気がするからだろう。

回転寿司を食べに行った時は、「サケ」か「シャケ」かで困ることはない。
寿司の時は、「サーモン」だから。
でもよくよく考えてみたら、寿司は和のものなのに、「サケ」じゃなく「サーモン」なんだな。
と思ったら、「鮭=サーモン」とは限らないらしい。
鮭にもいくつかの種類がある。
元々日本に生息していたサケ科の魚類のうちの1種類のみを指す呼び名が「鮭」。
正確には、「シロザケ」だそうだ。

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